ここまでで見てきたのは、
・我慢が習慣になっていること
・思考のクセは過去に身についたこと
・本音と役割がズレていること
・そのまま走り続けると消耗すること
では、どこから整えればいいのか。
いきなり環境を変える必要はない。
いきなり主張できるようにならなくていい。
最初にやることは、もっと小さい。
① 「本音を否定しない」と決める
整える最初の一歩は、
本音を行動に移すことではない。
本音を否定しないこと。
・本当は疲れている
・本当は少し嫌だった
・本当はやりたくなかった
それに気づいたとき、
「でも仕方ない」
「私が我慢すればいい」
と、すぐに打ち消していないだろうか。
まずは否定を止める。
認めるだけでいい。
② 役割より先に「感覚」を確認する
何かを引き受ける前に、
ほんの数秒でいいから自分に聞いてみる。
「今の私はどう感じている?」
ワクワクしているのか。
少し重たいのか。
無理をしていないか。
役割を優先する前に、
感覚を一度通す。
この小さな確認が、
ズレを広げないためのブレーキになる。
③ いきなり変えずに「量」を減らす
ズレを修正するというと、
大きく変えなければいけない気がする。
でも実際は逆だ。
いきなり断らなくていい。
いきなり自己主張しなくていい。
まずは、
・引き受ける量を少し減らす
・完璧さを少し緩める
・全部応えようとしない
“ゼロか100か”ではなく、
100を80にするだけでいい。
それでも、消耗はかなり変わる。
④ 「安心の基準」を内側に戻す
これまで安心は、
・評価
・成果
・周囲の期待
に結びついていたかもしれない。
でも本来の安心は、
「今日も無理をしすぎなかった」
「自分の感覚を無視しなかった」
という内側の確認でも作れる。
小さくてもいい。
基準を少しずつ内側に戻していく。
修正は、静かに始まる
ズレは、
一気に直るものではない。
でも、
・否定をやめる
・感覚を確認する
・量を少し減らす
・基準を内側に戻す
この積み重ねで、
確実に設計は変わっていく。
次は、
「自分を優先すること」への罪悪感について整理していく。

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