最近ふと思ったことがあって。
「自分で自分の時間、ちゃんと握れてる?」って。
なんとなくのきっかけではあるけれど、この問いは私にとってすごく大事なヒントになりました。
自分の人生の限りある時間を何も考えずに明け渡さないという意識から思ったこと、行動したことを綴ります。
私は“社交的な内向型”かもしれない
人と話すのは好きだし、仲間との時間も大切。でも、ある日ふと気づいたんです。
「あれ? 私って、誰とも話さず一人でいる時間が一番、ほっとしてるな」って。
自分を見つめ直す時間を意識的に取っていたある時期、共通して出てきたキーワードが「時間の余白」でした。
たとえば、人からのLINEをなぜか返信できずに溜めてしまったり、連絡自体がストレスになったり。
別に嫌いな人じゃないのに、返せない。それに罪悪感を抱く。
そして、謝るところから会話が再スタートする。このループに嫌気がさしていたんです。
この体験を通して分かったのは、私は「自分の意思でないタイミングで、誰かからの“干渉”が入ると、心の殻にこもりたくなる」タイプだということ。
それからは、自分の中で“返信する時間帯”を決める、“予定を詰め込みすぎない”ようにするなど、スケジュールの中に意識的な余白を作るようになりました。
結果的に、以前より気持ちがすごくラクになったんです。
「自分の時間を奪われている」と感じた瞬間
そんな私が明確に違和感を覚えたのが、自分の意思ではない行動が時間を支配しているときでした。
- 集中できないのに、だらだらと仕事を続けていたとき
- 「NO」と言うほどでもない予定に、なんとなく「YES」と答えてしまったとき
- なんとなく残業して、“働いてる感”だけ得ていたとき
これら全てに共通していたのは、自分の「意志」と「時間の使い方」にズレがあったということ。
予定を詰めて、タスクをこなしているのに、全然満たされない感覚。
これは、私にとって黄色信号のサインでした。
今、私が理想とする1日の流れ
こんな気づきから、理想のライフスタイルを設計してみました。
06:00 起床・白湯を飲む・ストレッチ・深呼吸 06:30 読書や内省、心の声の言語化 07:30 軽めの運動(ヨガやウォーキング) 08:00 朝食・その日のやること確認 09:00〜12:00 脳が冴えてるうちに、集中タスク 12:30 ランチ(食べたいものを食べる) 14:00〜17:30 ゆるめのタスクやインプット時間 18:00 夕食づくり&食べる時間を楽しむ 20:00 その日の振り返り・好きな人との会話 21:00 ストレッチや軽い運動・読書 23:00 就寝(部屋を暗くして、深呼吸して眠る)
もちろんこの通りにいかない日もあるけど、
「自分の心と体に意識を向ける時間」を確保することを大事にしています。
私の中にあった、社会とのギャップ
この価値観に気づいてから、ちょっと生きづらさを感じたこともありました。
というのも、長く働く人=頑張ってるという評価軸や、
20代のうちに結婚・出産・キャリア構築といった「理想のライフコース」みたいなものが、あまりにも一般化されすぎていて。
でも私は、自分と向き合う時間こそが全ての土台になると思っていたので世の中の感覚とのズレを感じて様々な取り組みを重ねていました。
ただ、それを「意識高い系」とか「スピリチュアルでしょ」と茶化されるような空気が一部であるのが、すごく残念ですが、そんなことも私には関係ありません。
“欲望”に優先順位をつけるということ
人って、「あれもしたい」「これもやりたい」ってどんどん欲が出てくるものですよね。
でも、どれも優先しようとすると、時間は足りなくなる。
だからこそ、自分が本当に何を優先したいかを知ること。
「何がどれくらいあれば自分は満足なのか」を把握することが大事だと思うんです。
“足るを知る”ことを知らないと、永遠に満たされない大人になってしまう気がして一番怖い。
だから、自分の満たされるラインを知ること、そしてそれに気づくことが一番大事。
それが私が最近いろんな思考を巡らしていつも至る答えです。
「自分の時間」を握ることは、自分の人生を取り戻すこと
私は、自分で自分の時間を握っている感覚を、完璧に得られているわけではありません。
でも、意識し続けること、生活の中で少しでも工夫することはできる。
それだけで、「人生の主導権は自分にある」と思える瞬間が確実に増えてきたから。
だからこそ、誰にでも“時間を取り戻す”努力はできるし、する価値があると私は信じています。
この感覚が、どこかの誰かの「違和感」の正体に触れるきっかけになったら嬉しいです。
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