「このままでいいのかな?」
そんなふとした違和感に気づいた日から、私は少しずつ自分の時間の使い方を見直すようになりました。
最初は大きな行動ではなく、小さな習慣の積み重ね。でもそれが、じわじわと心を変えていきました。
本記事ではわたしの実践した習慣をご紹介します。
大胆ではない地味な習慣ですが、効果は抜群、そんな大切な習慣たちです。
自分自身の思考を文字にする

言葉にするだけで心が整うと言う経験をしたことはありますか?
最近よく「ジャーナリング」という習慣に関して多く耳にするように感じます。
私自身、初めは面倒な習慣、大雑把で気分屋の私には向いていないと感じていましたが、騙されたと思って始めて見ました。
- 気分が上がる可愛い手帳を買い、ペンをセットにして枕元に置く
- 夜に、その日の小さな嬉しさや、違和感などを書き留める
- 書くことで「気づき」が増えた
夜、寝る前に少しだけ自分と向き合う時間をつくるようになりました。
感情を言葉にして書き出すことでもやもやの正体が見える化し、自分は何が好きで何が嫌いなのかを客観視できる訓練にもなります。
日本では一概に全員とは言いませんが、感情を言葉にして表現すると言う習慣が他国に比べ少ないように感じます。
それゆえ、自分の好きなこと、嫌いなことなどの価値観自体を気にせずに全てを受け入れてしまいキャパオーバーになって苦しんでいる人もいるのではないでしょうか?
私はその一人でした。
だからこそ、同じ気持ちを抱えている人にはこの感情を文字にすると言う行為を強くすすめたいのです。
また、TO DOリストをあえて書き出すの良いでしょう。その内容は仕事だけでなく、自分自身に対するTODOであることを忘れないようにしてください。
例えば、
- 断捨離する
- 読書をする
- ゆっくり料理する
などといったことです。
忙しさの中に埋もれていた“ほんの小さな幸せ”にも気づけるようになるはず。
朝は自分だけの時間、2時間早起きで変わったこと

睡眠時間はもちろん確保しつつ、家を出る2時間前に起床をする習慣に注力しました。
以前は家を出る30分前に起きて朝食も抜いて出勤していた私。
そんなバタバタな朝を脱して余裕のある朝に切り替えようと決めたのです。
なぜなら、朝の時間は誰にも邪魔されないし、静かで、平和な空気が流れいているから。
そんな単純な理由からですが、その間を大事に使うことでその一日のスタートを得した気分で始められる上、心にゆとりができることで他人に寛容になれるので生きやすくなるのです。
- 出勤前の2時間で、読書・散歩・内省など
- 他人より先に“自分”に出会える感覚
- 朝の心の静けさが、日中にも影響を与えた
朝活を始めてから、日中の心のざわつきが明らかに減りました。
ただし、ここに固執してストレスが溜まってしまっては意味がありませんし、人間なので起きたその日の気分と言うものがあります。
私は長期にわたって自分に合った方法を探して辿り着いたのは、パターンを複数用意しておくこと。
◼︎パターン1(ノーマルモード)◼︎
・Youtubeで朝のエクササイズを検索して1本やる
・ちょっと手の込んだ朝食を食べる
・部屋の1箇所を掃除してから出勤
◼︎パターン2(セルフケアモード)◼︎
・白湯を飲む
・Youtubeでヨガを検索して一緒にやる
・温かい飲み物を片手に読書をする
◼︎パターン3(パワフルモード)◼︎
・ノリノリの音楽をかけながら自由に踊る
・お弁当を作る
・ちょっと早く出て一駅分歩く
こんな感じで朝の歯磨きを終えた後にどんなことをするのかをその日の気分で決めて良いことにすることで継続のしやすさ、自分を労ることも同時にできます。
特に女性はホルモンの影響を受けやすく、毎日がエネルギッシュではないけれど、活発な日もあります。そんな自分の健康観察もサクッとしてしまった後に好きなメニューを選べばいいと思っています。
人に会う前に、自分と会う時間を持つ。それがこんなにも大事だったなんて。
2時間の早起きは、未来の自分と対話するための贈り物になっています。
このパターン法、本当に本当におすすめです!
時間の使い方が「自分軸」になる。選び取る勇気を持てた
- 誘いを断ること、予定を埋めすぎないこと
- ソロデート・セルフケアで満たす時間
- 自分で決めて、自分で整える力がついた
以前は、誰かに合わせることが当たり前でした。
でも今は「自分の時間を守ること」に少しずつ慣れてきています。
一人の時間は、寂しいものじゃなく、未来に向けての準備時間。
変わったのは習慣だけじゃない。心の景色の変化

心にゆとりができると、人に対しても優しくなれました。
- 批判やジャッジが減った
- 自分と向き合う時間は苦しいけど、意味がある
- 自信が「確信」に変わってきた
そんな実感を得るようになりました。
人間、他人の批判をしている時は自分の弱い部分を隠すためか、自分に対する憤りの現れだと思っています。
正しさを振りかざすより、自分の軸を静かに持つ方が心地いい。
他人はそう生きるのかどうでもよくて、今の自分が心地よいと感じるための一歩ずつの行動や変化が、私の内側の世界を変えていった気がします。
ポジティブなエネルギーを与える人って魅力的ではないでしょうか?
そんな人間に近づいている感覚さえも感じてしまうのが不思議です。
人間は弱い。でも、だからこそ行動できる

私もすぐに変われたわけではありません。
何度もサボったし、モヤモヤに飲まれそうな日もありました。
でも、小さな行動を積み重ねることで、人はちゃんと変われると私は信じています。
だから、今苦しんでいる人にも伝えたい。「焦らなくていい、大丈夫」。
行動にできていない自分を認めることさえも大事ですし、
行動する時はあなたの心が本当に納得したタイミングでしかないので、じっくりその時を待ちましょう。
ただ、考えるのだけは、自分の未来を良くするための思考の時間だけは与え続けること。
それが何よりも大切だと私は信じています。
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